【雑感】コンサルタントについて
最近進めているプロジェクトで人手不足もあり、コンサルタントの方に関与してもらっている。まあ、私も不慣れなプロジェクトなので、他社がどうなっているのか?金額的な相場はどうなのか?あることが起きた時にどうすればいいのか?など諸々アドバイスをもらっており、勉強になり、頼りにしていたのだ。
ただ、かなり面倒なことが多くなってきたのでメモしておこう。
勝手に下請け、ベンダーと話を進めてしまう。
これは自分自身のコントロールの出来ていなさが問題ではあるのだけれど、勝手にあやふやな状態でベンダーと話をしてしまうのだ。あちらから情報を取ってくるだけなら構わないのだけれど、おそらく高い確率でこちらの情報を流してしまっているだろう。そうすると、なぜか知らないはずの情報を下請けやベンダーが勝手に忖度して、話が私のいないところで転がって行ってしまう。
情報を選択しない
当たり前だが、情報は多ければ多いほどいいというものではない。特に何かを判断する、意思決定するという場合は、選択肢が絞れない情報を持ってこられても混乱するだけなのだ。なので、どちらの選択肢に絞れる情報が有益な情報となる。これを出せるか出せないかが、アドバイザリーやコンサルタントの出来不出来の重要な分かれ目だと思う。ただ、そのコンサルタントはAと決めようとすると、Bについて有益な情報(もしくはAの不利な情報)を流し、逆にBに悩み始めるとAについて有益な情報(Bについて不利な情報)をベラベラとしゃべり始め、大変めんどくさい。失礼ながらあまりにも思いつきでしゃべっているので、「私がこれに決めました」とぴしゃりとやってしまった。
やはり大事なことを人に頼ってはいけないと思い知った日でした。価格、提案、交渉、説得、説明…こういったことは当然自分で検討すべきだろう。